【所沢市斎場】死は本人だけの問題ではない

告知の是非や終末期医療のあり方、死後の葬送など、死に関する一連の問題は、これまでは遺される立場の人が考えるこのとされ、本人が考えるという発想すら、かつてはありませんでした。

【所沢市斎場】その人との死別は一生に一度

告知の是非や終末期医療のあり方、死後の葬送など、死に関する一連の問題は、これまでは遺される立場の人が考えるこのとされ、本人が考えるという発想すら、かつてはありませんでした。
自分の人生をどう締めくくりたいかという視点で死をとらえるようになったのは、日本では1990年代以降のことです。最近では、エンディングノートへの関心が高まり、さまざまなタイプのノートが発売されているほか、自分の葬送を考える市民講座もあちこちで開催されています。自分の死を考えることへのタブーが薄れていることを実感します。自分の最期を考え、準備しておくことを表した「終活」という言葉は、2012年の流行語大賞にノミネートされました。
だれしも死ぬのは一度きりですから、どう死を迎えるかを考えておきたいというのは当然の感覚でしょう。一方で、家族や友人との死別体験は一生のうち、何度かあります。しかし、遺族になった経験が何度あったとしても、遺される人にとって、その人との死別は、やはり一度しかありません。同じ大切な人を失ったとしても、例えば母親と父親が亡くなった時では、違う感覚や悲しみ、喪失感があるはずです。同様に、同じく母親の死に直面しても、子どもたちがそれぞれに抱く気持ちは同じではないでしょう。その人の関係性は、遺される人それぞれに固有のものだからです。
死は、死にゆく本人だけの問題ではなく、死にゆく人を大切に思っていた人たちも、その当事者なのです。終活をしたり、エンディングノートに記入したりする経験をしてみれば、どんなに準備をしていても、それを実行するのは自分ではないことに気づきます。どんな人も、だれかに手間をかけてもらわなければ死を完結できない限り、死は自分だけの問題ではありません。
どんなに準備していても、遺された人がその内容に不服であれば、実行されません。したがって、大切なのは、家族に迷惑をかけないように準備しておくことではなく、自分が死を迎えるにあたってどうしたいのかを、本人と遺される人たちとで話し合うことなのです。

【所沢市斎場】大切な人との別れを断ち切ることはできない

遺される人にとって、大切な人の死はその後の人生や生き方にも大きく影響しかねない、たいへん重要なできごとです。
死別カウンセリングの第一人者であるアメリカの心理学者、J・ウィリアム・ウォーデン(1932年~)は、遺族が取り組むべき課題として
1.喪失の事実を受容すること
2.悲嘆の苦痛をのり越えること
3.死者のいない環境に適応すること
4.死者を情緒的に再配置し、生活を続けること
を挙げています。
精神分析者のフロイトは、喪の作業は死者への期待や追憶を引き離すことだと主張していますが、1990年以降の欧米では、大切な死者への追憶を断ち切るのではなく、死者とのきずなを大切にし、死者を追慕し、遺族の生活の中に死者の場所を見出していくことが重要だという論調が主流になっています。
日本でも、子どもを亡くした親が、子どもの遺骨をお墓に納骨できずに自宅に安置していると、「早く納骨しないと成仏できない」「いつまでも執着すると亡くなった子どもがかわいそうだ」などと、親戚や周りからの非難にさらされることは珍しくありません。死を早く受け入れることで、日常生活に早く復帰させてあげたいという優しさからなのでしょうが、大切な故人への追憶を断ち切って、新たな生活を始めることなど、遺された人にとっては不可能なのです。

【所沢市斎場】遺される側の視点が必要

遺された人にとって、死は観念上では死にゆく人との別れを意味しますが、大切な故人との関係性はこの先もずっと維持されていくのです。すなわち、死者を追慕し、死者と生き続けるという視点が、遺された人に必要なのです。その意味では、葬送儀礼や墓祭祀のあり方は、多様化というよりは、縮小化の傾向が強くなっています。
家族を中心とした小さな規模のお葬式が増えているのは縮小化のひとつの事例でしょうし、お葬式をせずに火葬のみで済ませる「直葬(ちょくそう)」は、縮小化がもっとも進んだすえの、葬送儀礼の消滅だといってよいでしょう。自分の死を想定して早々を考えれば、「派手に盛大にお葬式をしてほしい」と言い残す人はまれで、たいがいの人は「こぢんまりと家族葬だけで」と願うのは当たり前です。
しかし、もっと「遺される人にとっての大切な人の死」という視点が重視されてよいのではないかと私は思うのです。これまで、故人の意思でお葬式をせず、何年たっても死を受容できないでいる遺族、故人の遺志で全部の遺骨を散骨し、どこに向かって手を合わせればよいのかと悩む遺族を何人も見てきました。手間をかけることは迷惑なのではなく、むしろ、遺族にとっては死を受容していく大切な作業なのです。手間を迷惑と感じさせないような人間関係が必要なのだと思います。
死にゆく側と遺される側はどちらも死の当事者なのですから、双方で、死の迎え方について話し合うことが何よりも大切なのです。

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