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〔死の直後〕編  死の定義 : 所沢市斎場のご案内

【所沢市斎場】〔死の直後〕編  死の定義

死とは何でしょう。また、「死んでいる」というのは、どういう状態を指すのでしょうか。
『日本語大辞典』(講談社)によれば、「1.命が終わる。2.生気がない。動きがない」といった意味があるようですが、この表現では、「命が終わる」のはいつの時点であり、どういった段階を指すのかがとてもあいまいです。

【所沢市斎場】死をとらえるための4つの観点

死とは何でしょう。また、「死んでいる」というのは、どういう状態を指すのでしょうか。
『日本語大辞典』(講談社)によれば、「1.命が終わる。2.生気がない。動きがない」といった意味があるようですが、この表現では、「命が終わる」のはいつの時点であり、どういった段階を指すのかがとてもあいまいです。

そこでここでは、
1.生物的な死
2.法的な死
3.文化的な死
4.社会的な死
とは何かを考えてみたいと思います。
まず、生物的には、死は生活機能が停止した状態を言います。人間の死は従来、
1.心臓が停止する
2.呼吸が停止する
3.瞳孔が開く
といった基準で判断されてきました。しかし、法的に死んだとされる瞬間は、必ずしも生物的な死と同じではありません。

【所沢市斎場】法的な死と生物的な死のギャップ

「臓器提供」の項目で紹介したように、日本では1997年に臓器移植法の成立をきっかけに、法的な死にダブルスタンダードが生まれました。すなわち、脳死での臓器提供を前提とする場合には、「脳死が死」、提供しない場合には「心停止が死」となったのです。
仮に脳死臓器提供をする場合、心臓が動いていても脳機能が停止すれば、その人は死んだことになるのです。
諸外国では、一律「脳死は人の死」としている国が多いのですが、ルーマニアやパキスタンのように「脳死は人の死ではない」「心停止が人の死」とする国もあります。韓国では日本と同様、脳死臓器提供の場合に限って、脳死を人の死としています。法的な死の基準は、国によってまちまちということがわかります。
臓器提供を前提とせず、心停止が死であっても、法的な死と生物的な死は異なります。例えば、がんなどで闘病の甲斐なく心肺停止となっても、遺族や本人が蘇生措置を望んでいれば、まだ死んでいないことになります。一方、同じ状態だったとしても、蘇生を試みない場合はこの時点で死亡となるのです。

【所沢市斎場】文化的・社会的に人は死なない

また日本には、生物的、法的には死亡しても、火葬するまでは生きているかのように死者を扱う風習があります。水やご飯を供えたり、遺体のそばで寝ずの番をしたり、話しかけたりなどします。遺骨になるまでは、遺族にとっては、大切な人は死んでいないのです。
これは、アジア各国の共通した感覚です。遺骨になった後も、仏壇や遺影、お墓に個人の好物を供えたり、話しかけたりする人はたくさんいます。日本には、先祖がこの世に戻ってきて、死者と生者がつかの間の時間をともに過ごすお盆という習慣もあります。文化的には、日本では人は死なないともいえるのです。
さらに、生前の故人のことをたまに思い出してくれる友人や家族がいるかぎり、社会的には死んでいない、と考えることもできます。歴史上の人物や文豪などは、偉業が後世にまで語り継がれるのですから、社会的には不死身だということになるかもしれません。
どんな人にも必ず肉体的な寿命の終わりはやってきます。しかし、大切な人が生物的、法的に亡くなっても、遺された人が故人との思い出やつながりをずっと大切にしていけば、文化的、社会的に死んでいないと考えることができるのです。

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